不妊症治療と体質改善
不妊症のための治療は体に対して色々な悪影響があるので、妊娠しやすい体づくりを目指して、体質改善を行うのも良いでしょう。
不妊症は、冷え症の人がなりやすく、卵巣及び子宮も冷えているので働きが悪くなっていると想定されています。
つまり、専門家の指示のもと不妊症の治療を始めても、良い結果が出ない場合もあります。
体が冷たくならないように努め、第一に下半身を常に温かくしておくと効き目があります。
岩盤浴、半身浴、それによもぎ蒸しといったものなら、体がじっくりと温まるのでとても有効な手段だと言えます。
冬は一段と身体が冷えてしまうので、腹巻やカイロを身につけることも良いやり方です。
そして、甘いお菓子に目がなかったり肥満体型の場合、ホルモンがアンバランスに陥るため、排卵障害になってしまう危険性が高くなります。
ですので、ある程度ダイエットに励むのも不妊症を治療する上で役立ちます。
甘いものばかりを食べるのはやめ、バランスの良い食事を腹八分目に抑えたり、軽い運動を毎日行うようにすることで、妊娠しやすい身体に近付くでしょう。
それに加えて、どんな状況で妊娠しても喜べるように、妊娠後直ぐに必須である葉酸を摂るのも忘れずに心掛けましょう。
男の人のケースでは、意識して亜鉛を摂取することで、質の良い精子を作ることができます。
あとは、睡眠時間がしっかり取れていなかったりストレスを溜めすぎていることも不妊症に悪いと考えられています。
ことさら不妊症の治療というのは、体と心ともにストレスを抱えがちとなります。
個人個人で違いますがホルモン剤については特別、体に与える影響が強いとされており、ストレスを感じると治療もなかなか上手くいかなくなります。
そのため、気持ちを落ち着かせる場所や時間を作り、ストレスを解消するように工夫してみましょう。